花ど真ん中の里便り

栃木県は日本の花ど真ん中です。
 
2021/01/19 14:48:35|その他
菅笠〜谷中村哀歓〜
 2012年3月17日、里便り再掲

 我が子の安産を祈る十九夜様の
石碑が、旧谷中村の合同慰霊碑に、
数多く、祀られ、当時の繁栄を
偲ばせています。

 谷中村は豊かな土地でした。男たちが、
農作業の合間に、豊富な川魚を獲って、
売りさばき、そのカネで遊んでいる時も
女たちは、近くに生えている菅やマコモで
頭にかぶる笠を編み、男を上回る現金収入を
得ていました。

 菅笠は、夏の暑い日ざしや雨をサエギリ、
野良仕事に欠かせない必需品で、女たちは、
村を追われた後も、避難先で、菅笠編みを続け、
暮らしを支えていました。

 今は、菅原もヨシ草に追われ、笠を編む
人の姿もなく、十九夜様が、無言で、人々を
迎えています。







2021/01/18 9:01:33|その他
遠き都
2012年3月15日、里便り再掲。

 「村を出た私の先祖をどう見ますか」
平成元年、旧谷中村を訪れた洋画家、
大野五郎が出迎えた「遺跡を守る会」会長
針谷不二男さんに尋ねました。

 「村長も村民も明治政府の
富国強兵策の犠牲者ですよ」

 「本当にそう思ってくれますか」
五郎さんは、八十数年来、背負ってきた
この十字架をやっと降ろせたと、帰って
いかれた。

 針谷さんが語る内容をそのまま、
お伝えしました。五郎さんは、
逸見猶吉、本名、大野四郎の弟、
次兄、日出吉の妻、木暮実千代を
モデルに絵を描いています。







2021/01/17 10:45:48|その他
逸見猶吉〜谷中村哀歌〜
 2012年3月14日、里便り再掲

 写真は詩人、逸見猶吉、本名
大野四郎の実家跡です。旧谷中村の
役場庁舎を兼ねた住まいは、足尾鉱毒事件に
よる強制廃村で破壊され、彼は、避難先の古河で
生まれました。

 祖父、孫右衛門は初代、父、東一は二代目村長、
村を守る立場から、国や県、そして村民の間で
板ばさみになり、苦悩を深めていきました。

 お会いした谷中村の遺跡を守る会長の
針谷不二男さんは、裏切り者とか、正義派とか
外部の研究者がレッテルを貼るのはオカシイ!
そう訴えていました。

 逸見猶吉の詩は、富国、公益に名を借りた
不当な扱いを受けたこころの痛みを解放する
叫びが色濃く滲み、人々に激しく迫ります。







2021/01/16 9:21:11|その他
谷中村 哀歌



 渡良瀬川河畔に、旧谷中村の
合同慰霊碑があります。






 この一角に、谷中村出身の
詩人、逸見猶吉の詩碑も建ち、
詩の一節が刻まれています。






 碑面には、兄、日出吉の名前もあります。
彼は、新聞記者の大先輩、妻は、今は亡き
女優の木暮実千代さんです。






 公害の原点、足尾鉱毒事件で村を
離れた人々の思いを、福島原発事故
被災者の姿にダブらせています。
お便りを続けます。

 2012年3月13日里だより再掲。

 







2021/01/15 12:03:55|その他
コロナ禍に生きる杖言葉を
 蔵の街隠居囲碁クラブは、
市内と市外の会員が、ゴッチャに
なって対局を楽しんでいます。
 
 先日、栃木県新型コロナ緊急事態
宣言に合わせて、囲碁会場の福祉施設から
参加者を市内外に分けて〜交流自粛を。
 
 役員協議、市内外会員、全員お休みに。
その判断や良し!
 
 足尾鉱毒事件、第二第三の田中正造、
水俣病、第四の石牟礼道子現れ、弱者に
寄り添い、コロナ禍と戦えよ!喝