国会が解散しました。 12月2日公示、14日が投票日という日程で、総選挙が行われます。この解散総選挙を国民の皆さんはどのように見て、どのように感じているのでしょうか。 今回の総選挙の争点は何か。 取って付けたような理由はいくつか言われています。消費税の10%への引上げ先送りの是非、そして安倍政権の経済対策の総称である「アベノミクス」を更に進めるべきか否か、という施策の評価と是非、ということでしょうか。 今回の総選挙施行に際し、千葉まさひろの思いを述べてみたいと思います。 今回の衆議院解散を見て、政府与党(自民・公明両党)に対し、腹立たしさを感じます。なぜか!消費税の10%への引上げ先送りの是非を問うと言いますが、先送りしようとするなら、政府として全く難しいことではないはずです。 経済政策の「アベノミクス」を更に進めるべきか否かについても、2年間しか経済対策が実施されていない中で、評価を求められても如何なものでしょうか。「アベノミクス」の効果が出ているというなら、そのまま推進すればいいだけではないでしょうか。震災の復興もスピード感を持って進めてほしい。地方財政は大変きびしい状況にあります。地方交付税は、必要額を国が全額準備できるようにしてほしい。 こんな時期に選挙をやっている場合ではありませんよ。来年度予算の準備ができなくなってしまいます。余談ですが、この総選挙で、600億円以上ものお金がかかるとも言われています。
今回の総選挙の目的は、自民・公明両党は、引き続き絶対多数を確保する。そして安定的政権としての運営がしたいということでしょう。絶対多数を確保したらどのような国会運営がされるのでしょうか。 特定秘密保護法の施行や集団的自衛権の行使容認に関する閣議決定などからもわかるとおり、この国は危ない方向へ舵を切っている気がしてなりません。 それらを阻止するためには、今回の総選挙の投票行動が重要になってきます。
何のため、誰のための総選挙なのでしょうか?
国民・市民の皆様方の冷静な判断にご期待申し上げます。 |