次女の庭に、枯れかけたビオラの鉢があった。早く片付ければよいのにと内心思っていたが知らん顔していた。そしたらなんとツバクロヒョウモンの幼虫がうようよいるではないか! 娘と王子は大喜び。昆虫好きの王子のおかげで、この年になっていろいろなことを知った。 長女の子どもたちは団子ムシも触れなかった。そのため自分も虫なんぞに興味は湧かない。農家育ちなので、珍しくもないし、作物を食い荒らす害虫としか見ていなかった。 今日は王子は風邪のため保育園を休み、じじばばと家の中、唯一庭に出でも良いことになっていた。朝ツバクロのサナギが羽化しそうだったが明朝だと皆が思っていた。ところが庭に出た王子が羽化したと大騒ぎした。それから何度も覗いて3時間後の暑い昼過ぎに飛び立った。じじばばは1日付き合わされた。 今更ながら蝶の一生を目の当たりにすることがてきた。 |