ボスに贈るレクイエム ディアボロの宮殿

このブログはボスの名を語る管理人、ディアボロが公開しているブログです。 色々死んだりしていますが今日も何だかんだで生きていきます。 ホームページもやっておりますがこちらのブログでは基本的に雑記やらweb拍手の返信やらを行っていこうと思います。 本館となるホームページもよろしく。 なお左側のリンクにあるweb拍手を押すと、その度にボスが死にます。
 
2011/10/14 6:33:23|お知らせ
10月のお絵描きチャットのお知らせ
うっかりしていたら10月も中旬になるところでした
いい加減今月のお絵描きチャットの告知をしておかないとと思いました

自分としては

10月24日(月)21:00〜

を開催予定としたいと思いますがいかがでしょうか?

希望の日時や避けてほしい日時がある方は一報下さればできる限りで調整いたします。







2011/10/08 6:13:41|JOJO
ディアボロの奇妙なホラー映画論・SFホラー編
またまた空けてました。お久しぶりです。
まだまだ続いているので荒木飛呂彦の奇妙なホラー論について書いてみたいと思います。

SFホラーと言えば原点にして代名詞といっていいのがエイリアンでしょうか。
デザイン、舞台、考証・リアリティ共に完成品と荒木先生も述べている程の作品です。
特にエイリアンの身体的構造・生態等の架空の生物とは思えない程のリアリティが高すぎる設定は絶賛していました。
バオー来訪者にも大きく影響を及ぼしたそうですね。
架空の存在だからこそリアリティが大切なのかと露伴的なものを感じたものでした。
今でこそ珍しくありませんが、こういった先駆者が存在していたからこういったリアリティに重点が置かれる様になったのかもしれませんね。
まあ最近は少しウイルスが多すぎるんじゃないかとは言われますが。

遺伝子操作で生まれたバイオテクノロジーの怪物、宇宙からやって来た異邦人、様々なもので我々に衝撃と恐怖、そして奥深さを見せてくれます。
こういった怪物たちとの戦いはアクション映画的な楽しさも同時にもたらしてくれるのですね。
荒木先生も冒頭で触れてましたが、食わず嫌いも良くないものです。

○web拍手返信


>すみません。いろいろやってたらお絵かきチャットの時間忘れてました。
>しかし、自分が行かないと本当に誰も来ないんだな・・・by.WH


メッセージありがとうございます。
わたしもまた、WHさんへの依存度を実感した瞬間でもありました。
逆に考えるんだ、WHさんとの絵の練習会だと考えるんだ。
とかそんな事を考えていたりもしましたが、気が向いた時の自由参加が当お絵描きチャットのモットーですから気にする必要は無いですよ。
返信が遅れてスイませんでした。


>お久しぶりです。反辺ですそして
>すいません生存報告が遅くなりました。


わざわざ報告ありがとうございます。
こんな調子でボスなので度々死んでいますが、わたしはこの通りです。
様々な事情でブログに移行しました。
今後も時々見て下さると幸いです。
こちらこそ更新と返信が空いてスイませんでした。







2011/09/26 22:11:26|お知らせ
9月のお絵描きチャット終了のお知らせ
近頃のサボりと開催告知の未送信ミスが原因なのか、
当日の参加者が開催1時間を過ぎても現れなかったので
今月のお絵描きチャットはこれで終了とさせていただきました。

次回は普通に開催できるといいな…







2011/09/26 17:46:22|その他
9月のお絵描きチャット開催
特に変更の希望がなかったので、予定通り本日

9月26日(月)21:00〜

よりお絵描きチャットを開催したいと思います。
入口は左のリンクか本館のコンテンツからどうぞ。


○web拍手返信

>南無阿弥陀仏wwww
>オンドエ
(9/15 20:00)

web拍手ありがとうございます。
ボスへの念仏でしょうか。ボスも喜んでいるでしょう。
まあ…最も彼が救われる事はないのがディアボロたる由縁なんですが。
最初のはオンドゥル語でしょうか?ウケてくれたなら幸いです。







2011/09/26 17:40:58|JOJO
ディアボロの奇妙なホラー論・ビザール殺人鬼編
またしても随分空けてしまいました。
連休がわたしにとっては逆に多忙の原因です。

ビザール殺人鬼とは、猟奇殺人鬼の事ですね。
こう書くと下劣で悍ましい外道ですが、ジェイソンやフレディなどのこれらを代表する映画のキャラクター達はとてもそうとは思えない程ある種のヒーロー視をされている気がします。
自分自身は嫌いな言葉ですが、まさに一人殺せば人殺し、百人殺せば英雄を地で行くような存在ですね。
こういう殺人を賛歌する様な言葉はいかんと思いはするんですが。

実際、現実に存在する猟奇殺人鬼と言うのは自分の歪んだ欲望やコンプレックスを充たす為に、誰でもいいと言いながらも力のない女子供を狙い、欲望のままに蹂躙し命を冒涜しています。
時々突然人を刺したり殺したりしたニュースで、犯人が「人を殺したかった、誰でも良かった」などという言葉を吐いているそうですが、誰として屈強・健康体の成人男性に襲いかかったなんて話を聞いた事はありません。
誰でもいいと言いながらも返り討ちに逢ったり失敗する見込みがなさそうな弱い女子供といった弱者ばかりを狙う。
まさにゲスの極みです。

その点人気ホラー映画のビザール殺人鬼達は違います。
まさしく文字通り、人間であればお構いなし。女だろうが男だろうが、圧倒的な力でもって人々を惨殺して恐怖を振り撒きます。
まさにホラー映画の真の主役にふさわしい存在です。

倫理だとか道徳だとかそんなものは一切なく、ただ自分の楽しみの為に人をえげつない手段で殺害していく悪魔。
恋人とイチャイチャして青春を謳歌するアベック、自分だけが助かればいいという利己的な人間、人を救おうとする正義漢も関係なく老若男女、強弱貧富の区別なくただただ凄惨に人を殺していく文字通りの人でなし。
そこにはある種調子に乗ってる若者やヤンキー、リア充への恨み、錦の御旗の様に翻る正義やモラルに対する反発心・抑圧された感情の体現者の様にすら感じます。
だからこそ彼らがダークヒーローでありうるのかもしれません。

そしてこのホラー映画が人気のシリーズたりうるのは、こんな人間とは思えない悪魔との戦いであると思うのですね。
ただ生贄の羊の様に怯え逃げ惑うではなく、恐怖の中で勇気を振り絞り戦う手段を考え、立ち向かう。
圧倒的な死の体現とさえ言える怪物に、勇気と知恵でもって生きるために戦う人間。
これがあるからこそ殺人スナップとは一線を画するホラー映画と言うエンターテイメントたりうると思うのですね。
荒木先生の作品テーマに大きな影響を及ぼしているのだと思ったりしました。

ダークヒーロー達とそれに立ち向かう人間の勇気がある限り、ホラー映画は単なる殺人スナップにはならない、そんな事を思ったのでした。