ボスに贈るレクイエム ディアボロの宮殿

このブログはボスの名を語る管理人、ディアボロが公開しているブログです。 色々死んだりしていますが今日も何だかんだで生きていきます。 ホームページもやっておりますがこちらのブログでは基本的に雑記やらweb拍手の返信やらを行っていこうと思います。 本館となるホームページもよろしく。 なお左側のリンクにあるweb拍手を押すと、その度にボスが死にます。
 
2011/09/11 4:26:43|お知らせ
9月のお絵描きチャットのお知らせ
今月のお絵描きチャットの告知をし忘れていたのを思い出したので告知します。
今月も基本的に月・水に開催となります。
特に希望がなければ

9月26日(月)21:00〜

を開催予定日としたいと思いますがいかがですか?

希望の日時や避けてほしい日にちがある方は一報下さればできる限りで調整します。







2011/09/11 4:23:30|JOJO
ディアボロの奇妙なホラー論・田舎に行ったら襲われた編
文章を打っていないとタイピングの腕も落ちますし、
荒木飛呂彦の奇妙なホラー論についてまた書きたいと思います。

著内で触れられている田舎に行ったら襲われた系、と言うのは簡単に言えば悪魔のいけにえ等に代表される、見知らぬ土地に潜んでいた狂人等に襲われるタイプのホラーですね。
ウキウキ気分で人間は旅行に出ますが、見知らぬ土地と言うのはそれこそ危険と隣り合わせなのです。

この間ちょっと出かけて寺に参り、野鳥の見られる野道を歩いていたらふと思ったんですね。
もし、こんな所で何者かに襲われたら人目につかないし助けを求める声も届かないだろう。
そこいらの茂みに誰か潜んでいたり、殺されて茂みに放り込まれたら誰にも気付かれないんじゃないか?
そんな誇大妄想もいい所の、恐ろしい想像が頭をよぎったんですね。
よく考えたらこれが田舎に行ったら襲われたホラーの特徴なんじゃないか?そんな事を思ったのでした。

特に著内で最も恐ろしいと思ったのは、村ぐるみで殺人を楽しんで犯罪を隠蔽したり、来訪者を集団で拷問したりする常識を逸脱した村の話ですね。ある種猟奇殺人鬼の方がまだマシかもしれません。
何しろ右も左もわからぬ未知の土地、周りの人間が皆敵だとしたら逃げようもありません。
殺人の痕跡すら揉み消す事だってできます。
もしかしたら血も凍る様な恐ろしい風習があって、その生贄にされるのかもしれない…と考えたらキリがないですね。
非常に生々しい、絶望的な魔窟なのかもしれませんね、田舎と言うのは。

よくよく考えてみたらホラーゲームでも、SIRENの場合恐ろしい土着宗教や呪われた村の曰くで村人が怪物化した、村自体が逃れようのない魔窟でした。
閉鎖的な集団性の恐ろしさと言えば、ひぐらしなどが該当するのかもしれません。

自分の知らない未知の土地、それ自体が恐怖を内包したステージなのかもしれませんね。


○web拍手返信

9/5
>オンドゥルとかゲームの話とか、とても面白いです!これからも頑張ってください!

応援ありがとうございます。返信が遅れてしまいましてスイません。
オンドゥル的に言えば
「返信が遅れたのは私の責任だ。だが私は謝らない。君が私を許してくれると信じているからだ」
…とか言ったりして…(;0w0)
最近プレイしたゲームもあったりするので、その話題でも書いてみましょうか。
メッセージありがとうございました。







2011/09/01 13:05:55|お知らせ
8月お絵描きチャット過去ログ代理

サイト更新用のパソコンの調子が悪いので、ブログ機能のテストも兼ねてこちらで過去ログを公開してみようと思います。
参加してくれた修都さん、WHさんありがとうございました。

<荒木飛呂彦のホラー映画評論がいい話題の種になった編>
やはり会話に修都さんがもたらしてくれるチャット量は偉大です。
最近ブログに少し書いた荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論を話題に挙げたら驚く程にホラー談義が盛り上がりました。
特に顕著に感じたのは洋と和のホラー感覚の違いですね。
怖さと残酷・スプラッタシーンは比例しないだとか面白い話題になりました。
会話ログが回線切れで消失してしまったのが残念でなりません。
描いたのはとりあえず何か描こうと思って描いたやる夫達です。

<回線切れでオ…オレはキレた編>
なぜか知りませんが、ブラウザの影響なのか新verになってから、絵を描こうとがぞうを検索しているといざ描こうとした時に回線が切れてしまうという事態が起きています。
これではまともに絵を描けないではないですか…ウソダドンドコドーン。

特に思いつかなかったのでSBRのタスクを描いてみようと思ったら造詣が非常に面倒臭かったのでした。
最終形態で足が生えたのが印象的ですが、これだけ本体のジョニィの意匠を色濃く出しているスタンドも珍しい気がします。
WHさんが描いてくれたのはめだかボックスの財部依真というキャラだそうです。

<お互いの好きなものを指定してみよう編>
WHさんとお互いに好きなものを指定してみる事にしました。
わたしはいきなり頭に浮かんだのでKOFのウィップ、WHさんはとある科学の超電磁砲の美琴をお互い指定しあう事にしました。
レールガンの磁場を表現しようと思いましたが、背景を間違えたせいで何とも目に悪い毒々しい色に。もっと計画的に色を選ぶべきでしたね。
WHさんも軍服なんて描きなれていないでしょうに描いてくださってありがとうございました。

さて、絵が少なかったのですがひとえに最初の話題が白熱しすぎたのが理由の一つです。数時間続きましたからね。
やはり修都さんの存在はチャットにおいて大きいと改めて実感しました。

参加してくれたお二人とも、改めて参加ありがとうございました。







2011/08/25 13:34:54|お知らせ
8月お絵描きチャット終了のお知らせ
今月のお絵描きチャットは終了しました。
参加してくれた修都さん、WHさんありがとうございました。
過去ログは現在作成中です。

しかし今更気づきましたが、昨日今月のお絵描きチャット開催の告知を投稿したつもりでしたが、
未送信だった事に気付きました。
すごく…うっかりミスです…。







2011/08/18 3:51:21|JOJO
ディアボロの奇妙なホラー論・ゾンビ編
個人的なレベルで言えば、ホラーで苦手なのはグロテスク、スプラッタな死体ですね。
故にグロテスクなクリーチャーは平気どころか好きな部類に入るのですが、ゾンビは苦手な方になりますね。
まあ、人間のスプラッタな死体が好きと言う方がアブノーマルでしょうが。

荒木飛呂彦の奇妙なホラー論においては、ゾンビは帯コメントに使われていた程、ある種ホラー映画において大きなジャンルの一つと考えていたようです。

ゾンビの売り、個性は集団的で没個性、さらに言えば平等的とも言える無秩序なフリーダムさを作中で挙げていましたね。
個体の強弱や、走ったりするだとかそういうのはいいがリーダーとか上下関係はゾンビにあってはならない、と述べていた気がします。
確かに考えてみれば、それこそが最大の特徴なのかもしれません。

誰でも感染してしまい、仲間になる可能性がある。
人間としての知性や個性を失って、無個性ないくらでもゾンビの群れの一員となる。
そんな風に表現すると何とも風刺的と言うか、哲学的な気すらしてきますね。

自分が特に印象に残ったのは、
「死を迎えた人間は埋葬され、悼まれ敬意を払われる。
しかしゾンビにそんなものはなく、ただの怪物であり、殺す(?)事こそ推奨される、普通の死とは全く逆の存在となっている」と述べられていた事ですね。
ホラーでも親しい人間や愛する家族がゾンビと化したり、ゾンビ化の兆候が見え、人間的な感情を捨てられず自分が殺されたり被害が拡大したりと、悲劇を招いてしまう事もありますね。

ある意味ゾンビは、現実の人間と似ていますが社会的に考えてみれば全く正反対の存在である気もします。
心も無ければ繋がりも無く、ただ群れるだけの存在で
理性や目的なんてものもなく、ただ本能のままに生者を襲い仲間を増やそうとする。
愛情や友情、倫理や道徳とは無縁の、ある種人間への冒涜とすら思える人の形をした何か。
そういった異形の存在が闊歩する世界、恐怖以外の何物でもありませんね。

改めて考えてみると、哲学的な気すらしてきました。

とは言え、ゾンビは非常にフリーダムな存在です。上下関係も、仲間同士の争いも基本的にありません。
そんな一員になったとしたら、人間をやめる事に他ありませんが考え方によっては非常に皮肉な「争いのない平等な世界」ではあるかもしれませんね。
ゾンビを「癒される存在」と評したのはそういう意味なのではないかと言う気がしてきました。