ボスに贈るレクイエム ディアボロの宮殿

このブログはボスの名を語る管理人、ディアボロが公開しているブログです。 色々死んだりしていますが今日も何だかんだで生きていきます。 ホームページもやっておりますがこちらのブログでは基本的に雑記やらweb拍手の返信やらを行っていこうと思います。 本館となるホームページもよろしく。 なお左側のリンクにあるweb拍手を押すと、その度にボスが死にます。
 
2011/11/12 7:13:54|その他
10月お絵描きチャット過去ログ

散々遅くなって申し訳ありませんが先月開催したお絵描きチャットの過去ログを作成致しました。
どういう訳か取り込み機能が使えなかったので画面キャプチャで代用したら小さい画像になってしまいました。悪しからず。
参加してくれたWHさん、修都さんありがとうございました。

さて10月ハロウィンという事で女神転生シリーズの顔と言ってもいいジャックフロストの相棒、ジャックランタンを描いてみたのでした。発祥に関してはウィル・オー・ウィスプ説とか色々ありますね。

次に描いたのはテーブルに最近プレイした戦国大戦のカードがあったので描いてみました。イラストはかつての徳川家康こと、松平元康です。わたしは徳川軍のファンです。同ゲームでは今川の従属大名→織田軍の一部と時代設定上まだまだ扱いが悪いですが。他にも描こうと思ったのですが装飾がやたら細かく時間がかかりそうなので井伊直政をモデルにしたひこにゃんでお茶濁しとなりました。
そう言えばチャットの後修都さんが話していたドリフターズをこの前読みましたが、島津豊久と言えば最大の見せ場は関ヶ原の直政隊との撤退戦でしたね。引き立て役とは言えあれだけ強そうな直政が出てきたのは徳川ファンとしては嬉しい所です。

さてWHさんと自由課題で描いてみたりしました。
わたしは東方神霊廟の二ツ谷マミゾウを描いてみました。
彼女は佐渡の団三郎狸をモデルにした化け狸です。口調、性格、外見あらゆる点でオバサン臭いですが、むしろそれが売りな気がします。
さてWHさんが描いてくれたのは裁断分離のクライムエッジっていう漫画の病院坂病子というキャラだそうです。
聞いた所、殺人鬼の家系で衝動に駆られて両親を殺害、殺人鬼のバトルロイヤルに参加してるとか…これだけ聞くと凄まじいトンデモ設定の匂いがしますね。

最期にはお互いに題を出す事にしました。
さっきのイラスト繋がりでWHさんには殺人鬼、わたしには医療関係となりました。
わたしが描いたのは(一応)医者であり、殺人鬼でもあるJOJOのチョコラータが思い浮かんだので描きました。
後は薬師で医者役の多い東方の八意永琳も…。
WHさんが描いたのは未来日記の火山高夫だそうです。見るからに危険人物のの匂いがしますね。
さてこの後殺人鬼の定義→吉良吉影→キラ(夜神月)→キラ・ヤマトと話が迷走していきました。
これだからチャットは面白いですね。
開催する度に面白さを思い出す気がします。
気が向いたらまた参加してもらえるとうれしいです。

かなり公開が遅れて申し訳ありませんでした。
参加してくれたWHさん、修都さん改めてありがとうございました。








2011/10/31 17:26:14|お知らせ
今月のお絵描きチャットのお知らせ
延期など行って失礼しましたが本日

10月31日(月)21:00〜

より開催したいと思います。
入口は本館のコンテンツか右のリンクからどうぞ。







2011/10/22 13:54:52|お知らせ
10月のお絵かきチャットのお知らせ
10月24日に開催すると言ったが…スマンありゃウソだった。
予定が入ってしまったので1週間後に延期させていただきます。
そんな訳で

10月31日(月)21:00〜

を開催予定に変更させていただきます。
急に告知してスイません。







2011/10/22 13:51:29|JOJO
ディアボロの奇妙なホラー論・構築系ホラー編
構築系ホラーと聞くと正直イメージがわかないかもしれませんね。
作中では罠や仕組まれた殺人装置みたいなのが挙げられてますね。

実はこの本を見かけて絶対入ってるだろうと思ったのがあったのですがやっぱり入ってました。あのファイナル・ディスティネーションですね。
JOJO6部でのドラゴンズ・ドリームなんてまさにそれでしたね。

取るに足らない一つの出来事がピタゴラスイッチの様に連鎖し、果てには恐ろしい凶器を動かして人を死に至らしめる。
それでいて決して予想通りの死に方をしない、あくまで視聴者を驚かせる演出はホラーでありつつもエンターテイメントであり、荒木先生の心を刺激しない訳がなかったと思います。
死の運命との戦い、というのも実に先生好みの構図だと思いましたしね。

他に挙げられていたのはCUBEやソウでしたね。
CUBEは謎が解けないと装置で実にえげつない頃され方をするというゲームのダンジョン的と言うか賭博覇王伝零の様な話だそうです。
ソウは非常に有名な話ですね。非常に出来がいいそうですが、描写が非常に悲痛で、黒幕が直接手を下さずに限りなく残酷な事を自分でさせるというゲスさでちょっと見る気が起きなかったりしてますが…。

考え、構成された演出と言うのはジャンルに関わらず驚嘆してしまうものです。
ピタゴラスイッチを見てスゴいと思ってしまうのと同じ様に。
殺人や恐怖もうまく構築してしまう辺り、つくづく話題になる作品を作るというのはスゴいものだと考えさせられます。







2011/10/16 4:12:52|JOJO
ディアボロの奇妙なホラー論・アニマルホラー編
スピード、パワー、優れた反射神経と運動神経、鋭い爪に牙…
肉体のスペックにおいて人間は獣に大きく劣っており、襲われたらひとたまりもありません。
バキでも人間は鍛えても草食獣にも及ばないとか、猫にさえ真剣を持ってようやく対等とか言われてましたね。
さらには何の悪意もなく、生きる為に殺し、喰らうという殺生本能。そこには殺すという行為に何の躊躇も疑問もありません。
人間は忘れているのかもしれませんが、野生の世界で生きる彼らは途方もなく強靭で、冷酷で無慈悲な存在なのです。

アニマルホラーの代名詞と言えばやはりあのジョーズではないでしょうか?
水面から姿を出す背ビレ、あの有名すぎるBGMといい、あれだけ昔の映画でありながら知らない人はいないでしょう。
他にも虫だの寄生虫だのいますが、あえて猛獣や鮫、恐竜と言った動物の方面で行かせてもらおうと思います。

今や映像や造形技術が発達して視覚的にインパクト十分なモンスターが創り出せるようになったせいか、アニマルホラーは最近は目につかない気がします。
ある意味では、アニマルホラーと言うのは人間が元から恐ろしいと思っている既成のイメージに頼っているとも言えるんですね。
しかしそれこそが要と言うべきだと思います。
アニマルホラーの恐怖の真髄と言うのは「実在するという生々しさ」ではないか?と思います。
かつて日本でも殺人熊に何人もの人間が食い殺されたという例がありましたね。
半端にありうる存在だけに、フィクションだと断ずる事が出来ない故の生々しさがあると思います。

動物図鑑で古代鮫メガロドンを見た時、
「こんな巨大な奴に海で遭遇したら死んだも同然だな」とか思ったりしたんですね。
ゲームのディノクライシスやった時、ろくに身動きのできない水中で、突然巨大な水棲肉食恐竜が出た時スゴいリアルに恐怖を感じたりしたのでした。
水圧にすら負けそうな暗黒の海中でこんなやつが現れたりしたら、逃げる事すらできず、手足を食いちぎられて海中で苦悶にもがきながら食い殺されてしまうんだろうな…とか妙にリアルに思ったのですね。
何かの拍子にそのシチュエーションを想像すると、言葉では言い表せないゾクッとした寒気を感じます。

もしかしたら、人間の細胞に刻まれた野生動物の本能的な恐怖を刺激するのは、他ならない動物なのかもしれませんね。

動物の恐ろしさ、それに襲われる光景、弱い者は食われるのみと言う無慈悲な掟。
それを想像できた時、それは想像するだけで身震いするようなリアルな恐怖をもたらしてくれるのだと思います。