ロックシップ・カンタービレ

六人家族のお父ちゃんが、自由なスタンスで日々の出来事や思った事をつづります。
 
CATEGORY:GM東急5000系を作る(N)

2016/10/28 22:26:52|GM東急5000系を作る(N)
でっかいカエル

先般、台車までつけてほぼ完成した東急5000系をグルニエ(屋根裏)レイアウトに持って上がってみました。
実はまだライト類の工作が残っているのですが、このあたりでちょっと走らせてみたいと思いまして…

自分が小学校2年生まで暮らした目黒の家の近くの「東横線」をかっ飛ばしていたあのカエル・・・
渋谷から桜木町まで、最長編成6連で走っていましたっけねぇ…
すでに本線系の新性能車としては最古参ではありましたが、今は亡き東急東横店隣の渋谷の高架ホームから発車して、代官山の立体交差カーブを抜けると、一路中目黒まで軽快なモーター音で走っていましたっけ・・・
(今思えば東武も5720系で諦めた「直角カルダン」の希少なドライブトレインだったんですよね~)
でも丸まったモノコック車体の裾は、乗降の際ホームと車体の隙間から地面がスカスカに見通せて「こわ~~」と思ったものでした。

そんな子供時代の感傷にとらわれつつもグルニエ本線のレールに載せてみると・・・
ん?なんか、デカくね?
周りにいるJRの車両に比べ、ガタイ(車体寸法)が大きすぎる!

実は往年のGMキット車両は動力ユニットを車体内に納めやすいという理由で車体が大振りに作ってありました。
(確かにアクセサリのステッカ類もみんな大振りだったっけな)
KATOのSLも1/130~140スケールだったりして、おおらかな時代だったんですよね。
そんなわけで、GM製の客車などをたんまり作って置いてあったユーザーの方々は、現在のファインスケールのKATOやTOMIXの旧型客車とは大きすぎて混結できず、「混ぜるな危険」じゃないですけれど悲しい目に合われているようです。

でもそのカエルが風を切ってレイアウトを走り抜けるのは気持ちがいいですね~~~(*´▽`*)
あの楽しかったデパート帰りの少年の日がよみがえってきます。






2016/09/22 20:38:02|GM東急5000系を作る(N)
東急5000系完成まであと一歩

久々のアオガエルのアップです。
(ひそやかに楽しんでおりました)

細かいところが見えず、四苦八苦しながら前面に車号を入れました。


しかも妻面、球面状だし・・・
(;´Д`)


窓ガラス関係も入って来て、パンタも取付け。



せっかく横長のパンタ台座まで自作しているので、
TOMIX製の精密な高級品(?)を用意しました。






これから床板付けて台車も取り付けましょう!

全貫通6両編成!
在りし日の東横線急行電車を彷彿とさせます!!

あとはダミーカプラーと、ステップと・・・
灯火はどうしようかなぁ・・・






2016/08/17 17:48:45|GM東急5000系を作る(N)
前面窓ガラス入れ

GM製東急5000系板キット、いよいよフロント周りの加工に進みます。窓ガラスののハメこみ化です。

前面窓の輪郭を透明塩ビシートにマーカーで大きめにトレースし、よく切れるハサミでジワジワと小さくつめて切っていきます。

特に車体の厚みが目立つ湘南タイプ大窓の車両では、この窓のハメこみ化はかなり効きますね。

既に高精度なトミックス製の完成品が東急直売で売られておりますし、マイクロエースからも現代のモデリングレベルで作られた完成品が販売されていますので、こんな加工をしたところで太刀打ちできず「蟷螂の斧」のようなものです。
でもこんな風に手をかけてやったモデルというのは、それなりに愛着が湧くんですよね。

切り出した塩ビシートの周囲端面は、一度マーカーで黒く塗り乱反射によって白く見えるのを抑えます。

そして透明ボンドを薄塗りしてツウっとハメこんでやれば・・・

出来た。

黒Hゴムで固定された、シンプルな構成のアオガエルマスク。雰囲気が出ますね。

なんとか窓の体裁が整いました。

あとは前面の車番入れですね。






2016/08/16 21:54:36|GM東急5000系を作る(N)
車番を入れる。

制作中のGM板キット。

このへんで車番をレタリングで入れていきます。
もともとキットにはステッカーが同梱されているのですが、たまたまオフハウスでメッキタイプのGM製東急用インレタをみつけてストックしておりました。
これがまた老眼のせいで転写が難しくて・・・
なんとか片っ端から転写していきましたが、いくつか失敗しまして、やむなくスペアの文字を組み合わせての車番入れを完了させました。

そして屋根上のディティールアップ。
既に桁状のパンタ台を設置しておりましたが、今度は配管です。
本来5000系の制御電動車は東京方、横浜方では配管(き電線や空気作用管)は対象になっており、キットのままだとおかしいのでランナー伸ばし棒で作り直しです。
プロモデラーの諸兄のように気合の入った真鍮線による配管を施す腕前はありませんので、プラ線を実車写真を参考に貼り付けていきます。そして電装系の載った屋根まわりは他の屋根部分とは別にゴムシート貼りを再現して、ダークグレーで塗装します。
昔は鉄板のままの塗り屋根は当たり前で、全面絶縁屋根ではなかったのですね。
5000系も末期にはポリウレタン絶縁塗装が施工されたようで、このような表面仕上げの差は無くなっていたようですが。

また、東急は東武同様パンタグラフの摺り板の材質はカーボンブロイメットを使っていたようで、パンタ周りには国電のような錆色は付いていなかったようです。とりあえず錆色汚しはせずに、配管を浮き出させるように墨入れをして良しとします。

中間車の付随車は面倒な工作がないので先行して完成しました。






2013/08/02 21:03:01|GM東急5000系を作る(N)
車体ダメージ発生(GM東急5000系を作る⑨)

ようやくベンチレータ取り付け、屋根上配管を終え下塗りに入ったデハ5000。
(基本的にロックシップ、サフェーサは使いません)

しかししかし!妻面屋根の角に変形発生

あぁぁ~~~!
先般床に車体を落としたときに屋根板と妻面の接着面が剝がれたようで、緑キャップ接着剤を流し込み補強していたっけ…

サラサラしているので少々念入りに流したのが運のつき…
スチロール系接着剤は時として元の形まで溶解してしまう事があります。
あいや~!いたたた…

嘆いてもしょうがないので瞬間接着剤をパテ代わりに再成形ですね。






[ 1 - 5 件 / 13 件中 ] NEXT >>