山田洋次監督の映画「おとうと」のノベライズと辻仁成の「アカシアの花のさきだすころ」を読みました。
「おとうと」は映画で吉永小百合さんと鶴瓶師匠が共演していて、気になっていたのですが見ることはできず、今回、本を読むことができてよかったです。
私は小学生の頃から寅さんが大好きで、山田洋次監督という名前はしらずに、彼の映画を好んでみていました。 今回のお話も、あったかくて、じんとするお話でした。 最後の頃は顔がぐじゃっとなって泣きそうになりました。 私、本ではあまり泣かないのですが・・・
「アカシア」は元プロレスラーの人の回想話で進むのですが、最初はちょっと読みづらいなぁと思いました。 でも彼の生きてきた背景が語られつつでも謎の部分もあって途中でやめることができませんでした。最後のシーンでは「えっ!誰が現れたの???」「この先も書いてよ〜」というぐらいでした。
私の勝手なイメージで、辻さんのお話はなんだか冷たいのではないかな?と思っていたのですが、実際に何冊か読んでみると結果はハッピーエンドではなくても、心にあったかいものが残るお話が多いように感じます。
中山美穂さんが彼と結婚したとき、「何でこの人?」って、やっぱり勝手に思っていたのですが、ごめんなさい。という感じです。
勝手な思い込みというのは怖い^^;
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