表千家 梅月軒 茶道教室
 
2018/03/14 23:32:49|教室のご案内
茶道はじめてみませんか ※現在定員のため生徒の募集は行っておりません



お問い合わせは上記のEメールアドレスまでお気軽にどうぞ。
※質問内容によっては返信致しかねる場合もございます。



当社中による抹茶席の風景(栃木市/横山郷土館)


※現在定員のため、生徒の募集は行っておりません。







2017/11/25 19:30:09|梅月便り
細川護光陶展
安藤御家流家元から陶芸家の細川護光氏をご紹介いただき、
氏の陶展へお伺いいたしました。

護光氏のお父様は、言わずと知れた細川護熙氏ですね。
表千家の顧問もされております。

細川護光氏と曽根准教授と


楽や信楽焼などの作品を中心に展示されており、中でも信楽は
本阿弥光悦の造形美を感じお伺いしたところ、光悦好きからとの
ことで、なるほどなと感銘。

楽や信楽がメインであるのも、熊本の窯が震災で被災してしまい
楽・信楽の窯が残ったためとお話しを伺いました。

また、護光氏も熊本古流茶道を嗜まれ作陶の合間に稽古に励んで
おられるとのことで、色々と歓談させていただきました。

私好みで茶席映えする洗練された茶器の数々、愛用させていただきます。







2017/11/23 19:36:23|茶事茶会
歌麿まつり小江戸抹茶席
歌麿まつり開催中の11月4日、横山郷土館にて小江戸抹茶席。

それにしても今年の10月は、週末になると狙ったかの
ような大雨。いくつの催事が中止に追い込まれたことか。

しかし、この日はようやくの晴天に恵まれて、社中一同
ホッと一息。

清々しい横山屋敷


こちらは茶席の様子


この日が七五三というご家族も庭園を散策されていて、うちの女性陣たちも
一目見ようと微笑ましく。静寂で和やかな刻が流れておりました。



今年は、歌麿さんの三部作「深川の雪」をモチーフにした
主菓子を山本総本店さんに作成依頼。試行錯誤していただいた
おかげで、見事に表現してもらいました。

大好評だった深川の雪


なお、この深川の雪は近く山本総本店で商品化されるとかで
お話がありました。栃木の新たな銘菓になることを期待。

おかげさまをもちまして満席の茶席となりました。










2017/10/02 17:30:00|梅月便り
今年も歌麿まつり
来たる11月4日(土)今年も歌麿まつりの週末イベント内で
抹茶席を催します。

場所は巴波川沿いの横山郷土館にて。

呈茶とお点前で、歌麿の世界観にノスタルジックを添えますので
よろしくお願い申し上げます。










2017/05/11 9:36:43|茶事茶会
御家流春季茶道・香道大会
御家流の安藤御家元のお招きを受け、新緑の護国寺(東京)で行われた
春季茶道・香道大会に長男とお伺いした。

皐月の青葉に映える不老門


この日はゴールデンウィークの最終日。高速道路や地下鉄の混雑を予感しながらの
遠出だったが、そんな心配は大きくはずれ難なくクリアー、予定通り10時半には到着。
玄関受付で、丸根松平家・信次氏が出迎えてくださった。



寄付に通されると、同じく賓客としてお越しの宇和島伊達家当代の叔父にあたる
宗忠氏と、徳川慶喜公のひ孫にあたる靖国神社の康久宮司をご紹介いただいた。

宇和島伊達氏といえば、幕末四賢侯と称される伊達宗城公が著名


そして慶喜公といえば大政奉還を成し恭順。水戸、静岡、東京で謹慎後に
徳川宗家とは別に慶喜家として別家を分立されたのは一般にはあまり知られて
いないことでしょう。公のひ孫である徳川宮司ですから、ご本人にお会いした
ようなニュアンスに近いと感じましたね。

茶事が始まるまで、茶の湯体験や歴史の話題で暫し談笑。

その後は各茶席にて安藤家伝来の茶器を愛でながら、薄茶を堪能して廻り
続いての月窓軒では、吊し釜による旅箪笥点前を楽しむ。

秀吉の小田原陣中で利休が実用したのが始まりとも言われている


この日がデビュー戦というお社中の男子席であったが、女性陣の眼差しが注がれる
中でも堂々としていて立派なステージアップを飾っておられ、心もがっちり
つかんでおられたのでは。

磐城安藤氏石持に上り藤を象った干菓子


12時過ぎ、松平さんに促されて香道にチャレンジすることになり、飛び込みで
途中参加させていただいた。安藤家が御法要を営む東福門院和子皇后にちなんだ
香席。女性陣に囲まれながらも志野流での経験を頼りに香りを”聞く”。
仙洞御所の和子様も皇女や官女に囲まれながら興じていたことに想いを馳せる
ことで、10種の香りを十分に楽しめた。このスロースタイルな時間の流れが優雅であった。

月光殿 東福門院尊儀御画像


茶道・香道各流派の先生たちがお弟子や友人、家族と誘い合わせて参加しているの
だろうか、どこのお席も回廊や露地に行列のできるほどの盛況ぶり。

3時近くに濃茶席に落ち着くことが出来た


皇室や将軍家ゆかりの伝来品で彩られた床・脇棚・書院床飾りを家元に
ガイダンスしていただいた。中でも細川三斎公が愛用していた印伝財布は「今は
私の名刺入れになっています」とユーモラスに話され、こちらの笑いを誘いました。

程なくして、本日ラストとなる宗家席に40人ほどのお客人たちがぞくぞく入室。
護国寺方丈や、先ほど寄付に挨拶に来て下さった家元のお孫さんの顔も見える。
濃茶点前は安藤園枝次期家元が務められた。

ここで当家のプロフィールについても披露してくださり、常に当正信・正純に
敬意を示してくださる家元のお人柄を感じずにはいられない。

茶器や本多家改易後、安藤家に仕官した正純家臣についてもお話を伺う


お濃茶をいただいた後は(勝手に対談形式と呼んでいるが)交歓させていただき
有意義なゴールデンウィークの締日を過ごさせていただきました。








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