宮澤賢治、風の世界

宮澤賢治の作品を彩る言葉と風を追って宮澤賢治の世界を訪ねよう。 賢治は風という言葉に何を託したか。風を描くためにどんな言葉を選んだか。 賢治は何を求めて風の中に身を置いたのだろう。 そこに少しでも近づきたくてページを埋めていく。
 
永野川2023年5月中旬
16日 9:30~12:00 晴 25℃
 気温は高くなったのですが、湿度は低く、風もなくて歩きやすい日でした。
 赤津川から入ろうと思い合流点をのぞきました。中洲は草が大分高く、見通しが悪くなりました。その中を大きな雄のキジが、のんびり歩き回っていました。
 カルガモ4羽が少し離れた水の中、ハクセキレイは水辺を歩いていました。錦着山裏の田ではヒバリの囀りが聞こえました。
 今日のトピックスは、イワツバメです。陶器瓦店の上の橋付近に4羽。腰の白さをはっきり確認出来ました。ツバメと違って1羽ではなく数羽で舞っている感があります。いつもこの橋のあたりで見かけるのは、どこかに営巣しているのでしょうか。私には今季初、変わることなく会えることが何よりも嬉しいことです。
 赤津川では上空をゴイサギが飛び、アオサギも2羽、瓦店よりも下の川岸でイソシギ1羽、コガモが1羽、この周辺は鳥種が豊富です。
 もう一つのトピックス、オオタカの鳴き声です。
大岩橋付近の山林で、ワシタカの声らしいものが聞こえました。ピーピーと繰り返す声、ヒヨドリとは違っていると思いました。帰宅して鳴き声図鑑で調べると、オオタカの幼鳥の声に似ていました。もう一つ、ワシタカと思われる声、キューイ、キューイと繰返す声が聞こえました。図鑑で似ているのはオオタカの餌乞いでした。いずれも100メートルくらい離れた高さのある山林なので、ここまで聞こえるか、という疑問が残りますが、滅多に聞こえない声なので貴重な経験でした。
 もう一つ、オオヨシキリ。公園の川岸のヨシの茂った場所で2羽、良い場所に出てきた感じで嬉しいことでした。
 大岩橋河川敷でホオジロが草のてっぺんで囀っていました。大砂橋少し下の林で、よく似た声がしたのですが、鳥影は見えず、ホオジロとも少し違う気がします。アオジと確認も出来ないので、ホオジロ2羽でカウントしました。
 永野川では、二杉橋近く山林でコジュケイの声がしました。夏が来る知らせです。
 下ってくるとダイサギ2羽、アオサギ2羽、上空ゴイサギ1羽、カワラヒワの囀り二カ所でした。
 
 全体に鳥が少なかったのは、気温が高くなったせいかもしれません。次からは早朝に切り替えようかと思います。
 
キジ:合流点中洲1羽。
コジュケイ: 二杉橋近く山林で1羽。
カルガモ:合流点水場で4羽。
コガモ:合流点水場で1羽。
ダイサギ:永野川睦橋付近2羽、大砂橋付近中洲で1羽、計3羽。
コサギ: 大砂橋付近1羽。
アオサギ:赤津川2羽、大砂橋付近1羽、永野川睦橋付近2羽、計5羽。
イカルチドリ:大砂橋近く中洲1羽。
コチドリ:大砂橋付近1羽。
イソシギ: 赤津川陶器瓦店下流1羽。
オオタカ: 大岩橋近く山林、幼鳥の声、餌乞いの声、2羽か?
スズメ: 特に目立った群れはない。
ムクドリ: 赤津川で1羽。
ハシボソカラス: 特に目立った群れはない。
ハシブトカラス: 特に目立った群れはない。
ヒバリ:合流点近く2カ所、赤津川3カ所、計5カ所。
ツバメ:永野川1羽、合流点1羽、計2羽。
イワツバメ: 赤津川陶器瓦店上の橋近く、3羽、1羽、計4羽。
ヒヨドリ: 特に目立った群れはない。
ウグイス:合流点1カ所、公園草地2カ所、大岩橋河川敷林2カ所、計5カ所。
オオヨシキリ: 公園内川岸のヨシの中に2羽の声。
ハクセキレイ:合流点中洲に1羽、赤津川1羽、計2羽。
カワラヒワ:二杉橋付近1羽、赤津川1羽、計2羽。
メジロ:大砂橋付近山林に囀り1羽。
ホオジロ: 大砂橋近く川岸で囀り1羽、大岩橋付近河川敷の草むら1羽。計2羽。
ガビチョウ:公園草むらで1羽。

 





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