館林市の観光名所は、それなりに有ります。
先ず、昔話「ぶんぶく茶釜」で有名な茂林寺(もりんじ)があります。
池や沼が生活に近い存在で、「里山」ならぬ「里沼」文化で
「日本遺産」になっているのも観光ネタになるでしょう。
多々良沼や茂林寺沼、城沼などをめぐるのも良いですね。
実家(店)から程近い「城沼(じょうぬま)」周辺には市役所や資料館、
文化会館他がありますし、沼の南岸は景勝地の「つつじヶ岡公園」で、
春は花見の名所だったりします。
小麦の作付が多かったので、うどん店が多いような気がしますし、
沼繋がりで、ウナギの蒲焼きや、ナマズの天ぷらも美味しいと思います。
でも、ここのブログで書くなら、やはりアニメの舞台となった街を訪れる
アニメツーリズムについてです。
今週月曜日(11月30日)の上毛新聞1面トップに、
【 「アニメの聖地 起爆剤に」 地域活性化へ館林市 】
という記事が掲載されました。
館林市は「訪れてみたいアニメ聖地88」に2年連続で選ばれた作品の舞台で、
館林駅やもりんじ前駅、茂林寺境内、山門、市内の街並みやつつじヶ岡公園の
東屋等々が映像化されており、つつじヶ岡公園建屋には認定楯が置かれています。
認定前(本放送当時)から、地元のファンの方々は活動をしており、
巡礼マップを作ったり、地元ブログで色々発信する等していました。
ファンが経営する店舗には、訪問者が記帳できるノートを設置、
作品にちなんだ創作料理、キーホルダー、饅頭等もあります。
ファンミーティングも行われているとの事です。
アニメ
「宇宙(そら)よりも遠い場所」は青春モノです。
女子高生達が民間南極観測隊に参加しようとして、
それを実現させ南極大陸に行く話。
謎の侵略者、巨大人型兵器、異世界転生、魔法等も無く、
こんな事もあろうかと…という科学者もいません。
戦車、軍艦、戦闘機等、ミリタリーメカも出ません。大きなメカはネーミングライツで名前が変わった砕氷船しらせと、
搭載ヘリ、民間の旅客機や東武伊勢崎線が出てくるぐらいです。
物語前半の日常生活(このドラマパートが館林を舞台に展開します)から、
南極への道中と現地での観測活動を通して、主人公達が友情を育む
という設定は、「努力・友情・勝利」の青春モノの法則に沿っていて、
小説、映画、ドラマ、漫画であっても好評を得たと思います。
上毛新聞への掲載を機に、館林市内や群馬県内での
知名度が上がって欲しいところです。
大洗町(ガールズ&パンツァー)のようになれたら…
キャラクターポップを置い欲しいと言われたら、
きっと当店の前にも何か置いちゃいますよ