先日、宮城県石巻市内の津波被害地域を見てきました。
私、テレビや写真集等で東北大震災の様子は
目にしてきましたが
被害に遭った地域へ向かうのは初めてでして・・・
実際に目にすると「・・・」言葉がないといった感じでした。
上の写真から
女川地区・・・魚市場や学校、役場が集まっていた地区
3階建てのビルも横に倒れたまま
2枚目 石巻沿岸部の門脇町立門脇小学校
南浜町地区は約1700世帯の住宅街が廃墟化してました。
門脇小学校の児童は校庭から墓地脇を抜ける階段を使い
日和山に非難した。職員は非難していた住民50人を校舎
に誘導し教壇を橋のように校舎の裏の斜面に立てかけ、
日和山へ逃げようと試みた。
幼稚園バスが津波にのみ込まれ5人の幼い命が奪われた
のもこの地域です。
3枚目 津波で流された世界一巨大な鮪大和煮の缶詰。
木ノ屋石巻水産の事務所に置かれていた会社のシンボル
で会社から300m流されて県道240号の中央分離帯に
ボコボコになって倒れている。中身は20t以上もの重油
が入っているらしい。
4枚目 石巻市釜谷地区の北上川河口から約4kmの川沿い
に位置する学校。全校生徒108人の7割に当たる74人が
死亡・行方不明となった。親が迎えに来て帰宅した生徒は
助かったが、校庭に残った生徒が悲劇に見舞われた。
震災から1年が経ちましたが、まだ瓦礫の山は所々に高く
積み上がっていて、潰れた車も高く積まれていました。
色々考えさせられる光景でした。