ソプラノサックスをクリーニングしましたが、サックスで本体以上に重要なのが、マウスピースです。それも、本体同様にしばらく吹くことはなく、そのまま仕舞いこんでありましたので、唾垢がこびりついたままでキャップもリガチャーも変色したままになっております。
こちらも、きちんと洗って磨いて奇麗にしました。サックスと同様にヤマハのポリッシュで磨くと驚くほど簡単に変色が奇麗になりました。マウスピースは竹を削って作ったリードをセットして息で振動させて音を出す部分です。ですので大本の音質はまずここで決まると言っても過言ではありません。
ジャズの世界では主に「メイヤー」「オットーリンク」が2大メーカーです。「メイヤー」は渡辺貞夫がメインで使っている有名なものです。「オットーリンク」はジョン・コルトレーンが使ってから一気に有名になったもので、どちらもアメリカのメーカーです。
私個人では、メイヤーとオットーリンク両方持っていましたが、メイヤーについては数年前にプロのミュージシャンの方に譲ってしまいました。それで今はセルマーの純正マウスピースと、オットーリンクのヴィンテージこの2つを使っております。
サックスに関しては1950年〜70年くらいに製造されたものがヴィンテージとして人気が高く、現在も高価で取引されています。メイヤーは初期のニューヨーク時代の物がニューヨークメイヤーとして、かなりの人気です。オットーリンクはニューヨークで操業されましたが、その後、フロリダのポンパノビーチに移転して、さらにインディアナのアーリー・バビットに製造が移った当初のモデルが今も人気です。製造地は箱に印字されていますが、私のはフロリダの印字ですが、購入した年代から、おそらくアーリー・バビットに移った当初はフロリダの在庫の箱で出荷していたらしいので、その頃かと思います。
サックスのマウスピースは初期のころの音は現在では出せない・・・バイオリンのストラディバリウスが今でも当時の音が作れなく演奏者から引く手あまたであるのと同じです。 とりあえずは、奇麗にして蘇りました。 |