しばらく家に眠っていたヤマハのシンセサイザー「DX−7」を久々にセットしてみました。なぜ、眠っていたかと言えばスタンドがなかったから弾くことができなかったためです。
先日、偶然にキーボードスタンドが(しかも2段)手に入り、これはやるしかない・・・となったわけです。これで今後の活動にまた一つ花が咲きます。
このヤマハのFMシンセサイザー、もし発売されていなければ多くの有名なバンドが生まれなかったというほどの伝説的名機です。70年代からDX−7が生み出した名曲に宿る音色は数々の有名バンドの顔と言えるサウンドを生み出してきました。
当時はシンセサイザーと言えばムーグしかなく、1ユニット当時で120万円はしていました。そこにさらに簡単なプログラムで独特な音色を作り出すシンセサイザーが30万円弱で発売されたわけです。
ロック、ジャズ、フュージョンなど多くのプレーヤーが夢中になったわけです。それが延々と2000年代まで生き残って使われ続けてきたわけです。つい最近までNHKの「のど自慢」の伴奏には必須のキーボードだったくらいです。
私のDX−7は初期型ではなくDX−7Uで作成した音源データをカートリッジ(初代ファミコンのカートリッジのようなもの)により、いつでも取り出して演奏できる改良型です。
FM音源は一つの発振サイン波にいろいろな変形を与え、それを複数重ねていろいろな音を作り出します。ピアノの音、ホーンの音などにとどまらず波の音、バイクの音、雷鳴など、ありとあらゆる音を作り出すことができます。これから楽しみが広がりますね。
ただ難点は重いのです。本体で20キロ以上あります。スタンドが耐えられるか、これが一番の心配点ですね! |