Mac mini(Mid2011)が起動しなくなった。
Macが起動しなくなった場合は、焦らず騒がずまず複数の対処を行う。
・PRAMリセット
・SMCリセット
・SMSCリセット
・セーフモードで起動するか試す
・リカバリーモードで起動するか試す
・外部ディスクでの起動
・Apple Hardware TestでHDDの損傷を見てみる
全て試し、最後の1つしか起動しなかった。診断はHDDに異常なし。
一応Appleコミュニティなどで類似の投稿を検索、更に念には念を…で知恵袋で質問もしてみた。
詳しい人はとても詳しい。挙動を書いただけで判断してくれた。ディスプレイかビデオ回りとのことなので、ディスプレイ代わりに家のTVにHDMIで接続。挙動は同じだったので、ビデオ回りと判断。つまりグラフィックカードの故障。
そろそろ5〜6年使っているし、HDDが正常なうちに新しいMacに乗り換えた方が無難だろう。
MacはiPhoneと同じように、移行がとても簡単。
新旧Macをケーブルで繋いで、「移行アシスタント」を使って旧から新へデータを吸い出せばいい。画像や動画、ファイルだけではなく、使っていたアプリまでまるっと使えるようになる。キャッシュやログイン情報まで引き継ぐ恐ろしい機能…。
ただ、今回は旧Macが立ち上がらない。
以前、Macminiの旧モデルからMid2011のMacminiに移行した時は、両方での操作が必要だったように思うが…。
Appleのサイトを見ると、どうやら「ターゲットディスクモード」で旧Macが立ち上がれば、新Macのみの操作でいけるらしい。
HDDは正常という診断結果を信じ、下記を準備。
・
Thunderbolt 3(USB-C)- Thunderbolt 2アダプタ・
Thunderboltケーブル(0.5 m)
Mid2011のMacminiには、Thunderbolt端子があるが、世代はThunderbolt1。対して、新しく購入したMacmini(2018)はThunderbolt3で、世代を2つまたぐ。
Wi-Fiで接続して移行する手段もあるが、丸1日以上もしくはもっとかかるだろう。やっぱり有線最強。そこでThunderbolt2-3の変換ケーブル。Thunderbolt2は下位互換があるので、第1世代のThunderbolt端子にも対応している。
モニターは家のTVにHDMIケーブルで接続。
Macmini(Mid2011)→Thunderboltケーブル→Thunderbolt2-3変換ケーブル→Macmini(2018)とつないで、Mid2011のキーボードの「T」を押しながら起動。
モニターにThunderboltの雷アイコンが出たら成功。
あとはキーボードとモニターをMacmini(2018)に繋ぎなおして、新Macを起動、「移行アシスタント」を立ち上げ、手順通りに移行させる。
約1時間半ほどで移行が完了。
有線最強。
お金かかったけど時間がない場合は間に何をかませても有線お勧め。
使えなくなったアプリがあるけど…後継アプリが出てるから…そちらに乗り換えかな。
Thunderbolt2-3変換ケーブルは、今使っているThunderboltディスプレイを継続して使うのにどうしても必要なので、実質旧Thunderboltケーブルだけ出費したと思えば…。
やっぱりソフトもハードも最新にしておくべき。
iPhoneだってXS最強だし。