とうとう太郎が行ってしまいました。
昨日は相変わらずもさっとしている太郎を起こして
大好きなベーコンエッグを食べさせ
成田へ。
成田の近くまで来てからかっぱ寿司を食べて
余裕をもって第2ターミナルへ。
飛行機関係では2度ほど失敗してるので
いくらのんびり屋のパパでも慎重でした。
案の定、NZ空港は第一ターミナルへ移動したとのこと。
駐車場を移動して行きました。
けど、待てども待てども集合場所に誰も来ない。
もしかしてだまされた????
と思いましたが、時間過ぎに関係者も集合、
気を揉みましたがまあ、よかった、
次郎は、「だまされた方がよかった。太郎と一緒に帰れるから。」
なんて、言ってたけど。
成田から行くのは太郎と女子高生二人、
それぞれ家族や彼氏と一緒にいました。
いよいよ出発ということになり、
私は太郎の今まで見せたことのない
不安げな表情を直視することができなかった。
何度も繰り返し握手をして、
太郎の手があつく強く握り返すようになり
涙をこらえるのがつらかった。
女子高生はにこにこあっけらかんとして「じゃね」
って感じなのに・・・。
「早く行け!」って太郎の背中を押して、
彼が出発ゲートをくぐって、やっぱり止められ
ベルトや靴を脱いでいる姿を見て
愛しさと寂しさでもう涙が止まりませんでした。
太郎の前では、絶対泣かないようにって思ってたので
我慢できて本当に良かった。
だって私が泣いているのを見たら、きっと彼も泣いてしまうから。
悲しい別れじゃない、これからの未来へ向けた素晴らしい別れなのだから、
太郎がゲートをくぐってからはもう号泣。
他の家族なんて全く気にせずおいおい泣いてました。
泣きながら車で帰宅。
こんな思いをして送り出すなんて・・・。
早く一年が過ぎ、太郎を成田へ迎えに行きたい。
ほんと情けないほど子どもが好きなの。
太郎に対して思い入れが強くて
ずっと母子分離ができないでいた私にとって、
今回の留学は私の子離れのためにも必要でした。
帰ってきたら一回り大きくなった太郎を
一人前の人間として認め、また、守ってあげる。
期間限定4人家族になっちゃたけど、
あと2匹のかわいい子ザルをめっちゃかわいがろうと思いました。
一人で何もしたことのない太郎が留学を決めたこと
本当に偉いと思う。彼の勇気とこれからの新しい生活に乾杯!!