だいちゃんの庭

　9月に入り、ススキも穂を出し始めましたね。
　ススキといえば、根元にひっそり隠れるように顔を出すのがナンバンギセル。もう実を結んだものもあります。
　そこで、芽出しから結実まで3態。（芽出し→開花→結実の順）
　
　ススキは全てヤクシマススキ。（普通のススキではナンバンギセルが大きくなりすぎて風情がなくなります）

　しっかり結実した種を、ススキの根元にとり蒔きしますが、ススキの根元を少し掘り出して蒔いたほうが確実。
　　　　　　　
　でも、ナンバンギセルは寄生植物なので、むやみに種を蒔きすぎると、栄養をとられて、ススキが弱ったり枯れてしまうので要注意です。

　
　

　人間の弱さと比べると野草はなんと強いことか。(^^)
　夏の暑さで休んでいる人間を横目で睨みながら、どんどん成長しています。負けちゃいられないと、自分に気合を入れています。




　　ヤクシマススキ
　背の低いヤクシマススキよりは、やや大柄なススキ。それでも３０�pほど。ハコネギク（白く見える花）との寄せ植え。






　　ヒメチク（黒軸カリヤス）
　小型で、涼しげな竹ですが、水揚げが悪いので、ちょっとやっかいな野草。






　　ニセコバンソウ（ワイルド・オーツ）
　コバンソウを大型にしたような野草。秋が深まると葉が黄変して、ドライフラワーにもなります。背丈は５０〜６０�pくらい。

　梅雨の終わり。毎日蒸し暑い日が続きます。
気分転換に、葉ものばかりを。

　　　ネズミガヤ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　背丈２５センチほど。寄せ植え向きの野草。穂も葉も涼しげで目立たないのがいいです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　ベニチガヤ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夏から秋の代表的な葉もの。サギソウ・トキソウなど、水を好む野草と合いますよ。秋にはもっと紅葉がきれいになります。















　　　アメリカツタ
　秋の紅葉は見事です。もうすでに、紅葉が始まった葉もあります。かわいい小さな花が咲きます。




　　　ヒメノガリヤス
　穂が目立つので、背の低い野草と寄せ植えされることが多いです。風に揺れる姿は涼しげです。

　梅雨も、まもなく明けるのでしょうか。我が家の山野草は、夏を飛び越え、秋を感じさせるものも咲き始めています。寄せ植えのものばかり４点。

　　　ハナセキショウ・ダイモンジソウ
　ハナセキショウはとても涼しげで、風情が大好きな野草です。　岩石の鉢に植えてあります。



　　　フウチソウ・ヒメツキミソウ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これも涼を呼ぶ夏の一品。フウチソウは斑入りではないです。







　　　ハコネギク・ノコンギク
　ノコンギクはこれからですが、ハコネギクは例年より早い開花です。小型で寄せ植え向きです。





　　　

　　　キキョウ・斑入りススキ
　でしゃばり好きのキキョウです。少し早すぎます。(~_~)

　　　

　梅雨空。雨が降ってないので、庭の花などを数枚撮ってみました。


　　　ニワウメ
　初めて実がなりました。小梅と言われるだけあって、つやつやおいしそうです。口に入れるのはかわいそうなので、ずっとこのままにします。(^・^)



　　　オトギリソウ
　雑草のように思われがちですが、山野草の寄せ植えには最適です。夏の緑の多い中、この澄んだ黄色はとても目立ちます。いろんな鉢に飛び込んできます。





　　　ワレモコウ
　普通のワレモコウは大型ですが、これはヤクシマワレモコウで、とても小型で強い山野草です。
ヤクシマススキと寄せ植えになっています。