この部分も 「しかし、いま聞いているあなたがたに、わたしはこう言います。」 といわれた話の続きです。 ルカによる福音書 6章続きです
(手引きする人される人)39~40節 イエスはまた一つのたとえを話された。 「いったい、盲人に盲人の手引きができるでしょうか。 ふたりとも穴に落ち込まないでしょうか。 弟子は師以上には出られません。 しかし十分訓練を受けた者はみな、自分の師ぐらいにはなるのです。 イエスは、かなり強烈な皮肉を言っている。
手引きをする人とは誰か。 おそらく、聞いている人の中に、その時代の宗教を指導していた律法学者(旧約聖書の研究家)や、パリサイ派(律法を実践しようと努めた宗教家グループ)の人達もいたのではなかろうか。 あるいは、その影響を強く受けた人達も多かったと考えることも出来よう。 それが誰であれ、教えている人達を指していると思う。 イエスは、宗教を教える人を指して、真理を理解していないのに真理を教えようとしていると言っていると思う。 今の時代なら、だれだろう。
同時に、私達に対して、どのような人に教えを請えばよいのか、よく考えなさいと言っているでしょう。 私達は、どのようになりたいかを考えて、それにふさわしい師を見分けねばならない。
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