栃木炭活用研究会

21世紀こそ炭の時代
 
2024/02/01 17:30:00|その他
栃木炭活用研究会へようこそ

 本研究会は環境にやさしい素材である「炭」の有効活用を目指しています
 

  • ​​​​​​背景

 地球温暖化の原因とされる大気中のCO2の増加は深刻さを増しています。本研究会はこの現状を鑑み地球温暖化防止に向けて2022.6に発足しました。炭にロマンを抱いた仲間たちで活動しております。

  • ​​​炭活用の背景

     炭焼きとは木を燃やすことなく「蒸し焼き」にすることです(炭化)。これはCO2を発生させずにCO2を固定化(CO2封じ込み)したものとして捉えることができます。すなわち炭(炭化)にすることで二酸化炭素の7割を固定できる環境にやさしいリサイクル素材でもあります。しかも炭の状態であれば半永久的に保存もできます。これが化石燃料と決定的に異なる資源であり、地球温暖化に寄与せず、地球環境の保全につながる注目すべき資源です。

  • カーボンニュートラル

     人類はエネルギー源として化石燃料を長年利用してきました。しかしこの資源は燃焼させるとCO2を排出し、発生したCO2を吸収しません。そのため大気中のCO2は増加を招きますが、植物の光合成の働きによりCO2を吸収し地球環境を守ってくれました。なかでも森林を形成する木材の働きは大きいと言えます。しかし近年の化石燃料の過剰な使用は両者のバランス(CO2の入出力)を壊し大気中のCO2濃度を上昇し続けています。その結果、今日の自然災害を引き起こす原因と考えられています。
  • 現在取り組んでいる活動

     炭は歴史的にも研磨剤として用いられてきました。しかし手作業であったため、技術の進歩から取り残された背景があります。ここでは研磨剤としての炭と現在の高速精密研磨機とを組み合わせることで、研磨工具としての可能性を検討しました。図は、竹炭を製作し、これをパウダーに、ペット状に成型し、カップ型ホイルに装着し、立型高速精密研削盤でシリコンウエハを加工しました。複数年の時間をかけやっと成果が得られました。
     

 






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