雨にも負けず風にも負けず・蔵の街栃木

仕事を退き、第二の人生の山歩きを中心にした日常行動の紹介です。
 
2018/07/02 21:24:10|ギター
生きている愉しみが もうひとつ増えました! 
このブログのリンクの欄で、一番最初に繋がっている 
ギタークラブ・栃ノ木ギター合奏団 
のところを是非クリックしてみてください。

響の森サマーコンサート のご案内が掲示されています。

開催日 :  7月15日()   入場無料    雨天中止
 開 場 :  PM:1:00   
 開 演 :  PM:1:30  
 会 場 :  響の森コンサート会場
 主 催 :  栃の木ギター合奏団  

  演奏曲
★ギター合奏
 コンドルは飛んで行く、いつも何度でも、
 ラ・クンパルシータ、アイネ・クライネ・
 ナハト・ムジーク、アメージング・グレース
 ビリーブ、哀しみ本線日本海、北の旅人 

★ギター独奏
 みだれ髪、吾亦紅、さくら変奏曲 

★みんなで歌いましょう
 瀬戸の花嫁、、青い山脈、バラが咲いた





 
車でいらっしゃっても駐車場の心配はありません
当日お時間があったら 是非 聴きに来てください!
お待ちしております







2018/07/02 12:57:00|
思い掛けない訪問客
今朝は5時前に目が覚めた。月曜は母の入浴の日。7時に風呂の用意をし、先にゆったりと湯に浸かった。
SEO君が久し振りに訪れてくれた。妹さんの御不幸を悼む。ヘルパーのAYUさんも定時に来て、母の入浴に取り掛かろうとしていたら、猛暑の強い光が射し込む庭先に、心覚えのない男1人女3人計4人の人影。友が玄関に出ていってくれたが、聞き覚えのある懐かしい声にやっと訪問者の誰彼かが思い当った。
懐かしい元兜沽Zの従業員の方々だった。佐柄さん、黒田さん、川連さん、としちゃん。親父の葬式の時以来だろうか。母は入浴を止めて、飛び出してきた。
パンツ一丁でベッドに横たわって居た我が身を恥じたが、そんな事より4人に出逢えたことが嬉しかった。先ほどまでSEO君と話し込んでいた時は喉が少し息苦しかったが、思いがけない4人と出逢えて興奮した所為か、声の調子もすっかり良くなっていた。母ははじめは誰が誰なのかよく理解し得なかったようだが、一人一人と話をしているうちに記憶が甦って、とても嬉しそうだった。「急に集まったので何にも用意してこなかったんだけれど」と銘々にお見舞いを取り出したので「今回は誰からもお見舞いは受け取っていないのでごめんね」と丁寧にお断りしても、4人とも律儀人でせめてこれだけはと固辞したが、「ここに来てくれたことが一番うれしい事なんで、絶っての病人の頼みなんだから筋を通させて」と強く頼むと、やっと理解して貰えた。 ありがとう! ありがとう! ほんまにありがとう!
 







2018/07/01 20:26:00|月参り
居間のベッドの寝心地        7月1日
昨夜、11時にベッドに入り、ワールドカップ決勝トーナメントフランス対アルゼンチンを寝ながらTV観戦。前半1対1まではうとうとしてた時もあったが、そのうちすっかり眠気が覚めてしまった。0時半に睡眠薬を飲んでTVを消したが、なかなか寝付けなかった。
気が付いたら次男の声が聞こえた。7時過ぎに太平山神社に子供達と月参りに行った帰り道で、神棚に白い幣束と榊の木を2束を飾ってくれていた。
今日は比較的気分が良くて、家の中で横になりっぱなしだったが、とても過ごし易かった。
昨夜のワールドカップ、フランスとアルゼンチンは4-3でフランス、ウルグアイとポルトガルは2-1でウルグアイが勝ち、メッシュとロナウドの2大スターが早くも消えてしまった。
 







2018/06/30 15:55:00|その他
獨協医大 眼科           
6月29日(金)
今日は久し振りに母が9時から獨協医大眼科に外来で行く日。俺の体調は余り良くない。
弟が8時前に迎えに来たが、2階のベッドで寝ていた俺は出掛けるのに気付かなかった。

昨夜から今朝にかけてのワールドカップの日本対ポーランドは1-0でポーランドの勝ち。
日本は負けても決勝トーナメントに進出出来たが、後味は良くなかった。

10時半にケアマネージャーSAKさんが来て、介護保険の等級の見直しについて改善の提案があった。時を同じくして栗原医療の担当者が7月から使用するレンタル全自動ベッドの取付けに来てくれた。



6月30日
昨夜11時前に睡眠薬を飲み良く眠れたのと、今日は朝2度も便通があり体調はまあまあ。
午前中弟が連荘で来てくれ、午後は長女一家3人と、長男一家4人が来てくれた。夕方には次男の孫3人とお母さんも来てくれたが、疲れていたので寝たままで対応、ご免なさい。

弟の提案で、ベッドの位置は仏間より今の応接セットの処が良いだろうと提案があり、全員一致で移動が始まった。かなり重いらしく男3人が居たので助かった。一応TVも観れるポジションなので、俺自身も大満足。  ありがとう 家族よ!







2018/06/30 13:17:00|法事と月命日
月命日A 千の風・ちいさな命の輪廻転生・B  の続き
6月25日(月)
墓参りを終え玄関から入ってきた娘は、先ず仏間の仏壇にお線香を供え、炬燵の傍に横たわった俺の処に来て顔の汗を拭き拭き、お墓の様子を聞かせてくれた。墓掃除が行届いていた事や新聞紙を持って行かなかったので中々お線香に火が付かなかったことなど、こまごまと笑顔で話した。それから機関銃の如く、現在取り掛かっている小山市内の墓地の事や、神道に則ったいろいろな行事や、お決まり事を次々と話し出した。炬燵の傍に横たわったままの病身の躰には聞き続けることがかなり辛かったが、断わるのに忍びなく、娘が夢中で話していて、それによって娘の気が紛れるのであればと、それくらいの我慢は容易に出来た。でも短い時間でここまで立ち直ってくれて、ほんとうにほんとうにありがとう。
その時ふと思った。義妹が3月、孫が6月、ならば俺は9月に旅立つのが妥当だろうな・・・

話が重複してしまうが、6月6日7時7分に孫娘は2才と10ヶ月の儚い命を絶ってしまった。生れながらヒュルスプルングと言う難病を背負い生涯のほとんどを大学病院の病室と言う狭い空間で過ごした薄幸な孫娘とそれにずーつと付き添ってきた娘。あれから20日足らずしか経っていないが、3月15日の弟の場合もそうだったと思うが、葬儀や何やかやと諸事に追われ、気が張ったままで、忙しさに紛れて、ここまで頑張って来られたのかと思う。

ヘルパーのAYUさんに声をかけられて、「トミさんと一緒に昼御飯食べてって下さい」「おばあちゃんも孫と一緒に食べられたら喜ぶよ」の言葉に娘も素直にうなずいてくれた。

久し振りに娘の笑顔、存在、笑い声を傍で見聞きすることが出来た。今まで我が子として、娘としてしか見ていなかったのに、いつの間にか母としての成長した姿が垣間見えた。
お母さんとして立派に育ってくれた・・・そう考えると 俺も年を取ったものだ・・・



ここからは
千の風 ・・・ちいさな命の輪廻転生・・・B  の結びとなり これが➀ABの最終章として書き続けたい。変則的な とある物語としてブログを書き続けます。


優しい優しいお父さんとお母さんには2人の女の子の姉妹があり、もうすぐ5歳になる愛くるしい長女と後2ヶ月半で3才になる可愛い妹と4人家族で幸せな日々を送っていた。でも妹は生れながらの難病で母の必死の看病にも拘らず、病院生活からほとんど抜け出せないでいた。
でもついに避けられないその日がやってきた。3才にも満たない6月6日、お姉ちゃんの誕生日の丁度1週間前にアーちゃんは天に召されてしまった。
子供の為に尽くし抜いた両親は諦めもついただろうが、死ということについて何も知らない幼いお姉ちゃんは、妹の死をどのように感じた事だろうか。治療の所為で、その年になっても思う様に口もきけず、一人歩きもできない妹だったが、滅多に家に帰れなかった妹の、たまの帰宅時にはとても優しく可愛がっていたことを思い出す。
霊安室で綺麗な白い服に包まれて、とても可愛くて美しかったが、冷たくなったアーちゃんの顔と手に触れて、お姉ちゃんは目に涙を一杯浮かべていた。
お母さんは「アーちゃんは眠っているんじゃないのよ」「神様がアーちゃんを天に召されたのね、そこに居るのは人間の形をした赤ちゃんで、アーちゃんの抜け殻なのよ」「今まではアーちゃんは人間の子供として産れ、生まれてきたけれど、人間としては赤ちゃんだったから、言葉もまだよく話せず、聞いても意味も良く解らなかったのだけど、もう天国に召されて、人間の赤ちゃんから魂が離れたので、大人の言葉もわかるし、お姉ちゃんの話もきちんと聞いてくれるのよ」「だからね、ちっとも淋しくなんてないんだよ。お姉ちゃんが、アーちゃんの事を考えると途端にアーちゃんは傍に来て見守っていてくれるし、お父さんお母さんがアーちゃんの事を考えても、アーちゃんはお父さんお母さんのすぐそばに来てくれるのよ」だからちっとも寂しくないと必死にお姉ちゃんんを諭していた。
6月10日(土)火葬祭の日、小さな棺に納まったアーちゃんが火葬窯が開き荼毘に付される時、お姉ちゃんの眼が潤んでいたそうな。爺と曾婆は体調不良で出席出来なかったが、他の孫が7人も揃ったのに、みんな以外に騒がないで、穏やかな厳かな式になった様だ。
でも小さな小さなお骨になって窯から出てきた時、とっても可愛い骨壺に、お骨拾いをした瞬間、大きな声でお姉ちゃんが泣き出したという。妹を失った姉の淋しさ、悲しさ、涙が無くなるまで泣いていいんだよ・・・

アーちゃんはほんの短い命だったので、出来る事ならもう一度この世に生まれ変わって出て来て欲しい。それが爺の願い。爺は70年の歴史を折畳んで、想い出の箱に沢山仕舞い込むから、とても生まれ変わるのは難しいが、輪廻転生、、、いつの日か命の輪廻が繰り返されることを祈りつつ、義妹とアーちゃんと爺も、みんな 千の風になって 見守ってあげたい。
妻の49日の時に 千の風の絵詩集 が配られ、アーちゃんとの別れに 千の風 を思い出すのも、何かの縁かもしれない。どうぞ生きているみんなに幸せが来るように導いてください。


千の風 のお話しはこれで完結です。