クンペル・フランキーのドイツ雑感

クンペルとはドイツの鉱山で働く仲間同士がお互いに呼び合う鉱山用語である。九州工大卒の友人の説によれば、クンペルとはラテン語の「コム」(共に)とパニス(パン)からきたものであり、共にパンを食べあう者つまり「仲間」のことである。  フランキーの意は、私のあだ名である。ドイツ滞在中に日経連から送られてきた新聞に、俳優フランキー堺が、パンシロンの宣伝の写真が載っているのを見たドイツ人が「お前にそっくりだ。”りょういち”は言いづらいから、ドイツにいる期間中は”フランキー”だ。今でもドイツに行くとフランキーで、勿論電話での呼び方も、”フランキー”である。  このサイトは私とドイツとの係わりについて、半世紀前から(昭和33年〜)今日までを記述したい。