年をとるにつれ、記憶力は悪くなり、忘れやすくなり、目も見えづらくなり、耳も遠くなるなど老化のため不都合な事が多くなってきます。
そのうえ、髪の毛は薄くなり、お腹が出てきて恥ずかしい姿になってしまいます。
以前「チビ、デブ、ハゲ」と今ではセクハラになるような言葉がありましたが、段々そのようになってくるようで写真も撮られるのがいやになってきます。
このように年齢を重ねるにつれ、良いところが無くなってきますが、誰にでも一つや二つぐらいは自慢できる事もあるのではないでしょうか。
髪の毛が豊富だとか、ロマンスグレイだとか、目が良い、耳が良い、など何か思い当たる事もあるでしょう。
残念ながら私はそれらとは無関係ですが、
「姿勢がいいですね」とほめられる事があります。
いまでは「姿勢がいい」が私の自慢になるかなと多少感じられるようになりました。
年をとるにつれ姿勢が悪くなってくるのは避けられない事でしょう。
しかし悪い姿勢は身体に悪影響を及ぼしてくる危険があります。
姿勢が悪いため足腰に痛みが出やすくなったり、頭痛や肩こりなども起こりやすくなったり、内臓などにも負担がかかるようになりがちです。
私は姿勢をよくするために特別な事はしていませんが、社交ダンスをしていることが良い姿勢に関係があるかもしれません。
ダンスのレッスンでは姿勢を正しくするよう厳しく言われますので、自然と姿勢が良くなってくるのかもしれません。
ダンスはパートナーがいますので、自分だけ自由気ままに振舞えません。
相手を思いやりリードする必要がありますので、姿勢にも気を使うようになるのでしょう。身体は老化で見た目には良いところはありませんが、ダンスのお蔭で良い姿勢と若々しい気持ちはいまだに健在です。
もう一つ良い姿勢であえて言わせて頂ければ、寝るときに背骨をまっすぐに伸ばし、身体全体をゆったりリラックスの状態にし、頭を空にして正しい姿勢で寝に入る事も姿勢をよくすることに役立っているのかもしれません。