響き音楽院

群馬県館林市にある音楽教室
ピアノ・ヴァイオリン・フルート
☎0276-75-3001
 
2016/07/15 8:16:01|日々記(ひびき)
ウィーン国立歌劇場での珍事?!
留学(遊学)中はよく通ったウィーン国立歌劇場。そこで今年4月に起こった珍事を紹介します。

プッチーニの「トスカ」、第三幕でカヴァラドッシが歌うアリア「星は光ぬ」で、ドイツのテナー歌手、ヨナス・カウフマンが好演、歌い上げたとたん開場は賞賛の拍手が鳴り止まない。しばらくしてアンコール、二度目の「星は光ぬ」を歌うと、直後今度は出てくるはずのトスカ役のアンジェラ・ゲオルギュが出てこず。どうやらへそを曲げてしまったか?!カウフマンも「ごめんなさい....」と観客を和ませ、その後、無事!?再開の運びとなりました。



まぁ、あの盛り上がりの後ですから少し間を開けたかったのでしょうか。

それにしても、好演、名演、迷演、とまぁ、話題に欠くことのない文字通りの劇的なドラマが日々繰り広げられているオペラ座、私も、ドミンゴがアリアの最中に声が出なくなり突然引っ込んでしまったり、演出があまりにも斬新すぎてブーとブラボーの大合唱になってしまったり(結構しょっちゅうありました)と、何度か珍事には遭遇しました。

また、あの熱い劇場に行きたくなりました。
 





     コメントする
タイトル*
コメント*
名前*
MailAddress:
URL:
削除キー:
コメントを削除する時に必要になります
※「*」は必須入力です。