ゆるゆると。
 
2013/04/15 10:23:30|晴耕雨読
サダーキーの時代。
日曜劇場「空飛ぶ広報室」(日曜午後9時)を見たら大河キャストのかぶり率が高くて、直前まで「八重の桜」を見ているため違和感が半端ないです。

特に梶原平馬役の池内博之さん(ところで池内平馬が妙にふてぶてしくてアレです。平馬のくせにって思います。個人的に平馬は遊び下手でそれゆえ昼ドラ展開に巻き込まれるタイプといいますか、降伏後の表舞台からのフェードアウトっぷりはあたかも山川家の呪いのようです)が松平容保さま役の綾野剛さんの元上司役になっていて、なんだかもやもやします。
そして綾野さんが走ったり叫んだりしているシーンでは
「殿!ご無理をされてはお体に障ります!」
と思わず心配してしまったり。うーんテレビ脳。

ま、結局見ますけどね!(ツンデレ←違います)

しかし綾野さんは本当に和顔というか月代じゃないと違和感というか「病弱なお殿様顔」というか、いやもうほんと容保さま役はベストキャスティングではなかろうかという感じです。




先日の日記でも書いたサダーキー(桑名藩主松平定敬)の小説が出ました!


最後の京都所司代  日川好平 著/風媒社


こんなの待ってた!
大河でサダーキーの空気っぷりに涙をのんでいたのですが、ブームが来てるよ越中守!風が吹いてるよ桑名藩!
これからの一会桑の活躍と瓦解に期待ですよ!
慶喜の嫌われっぷりがいっそすがすがしくて、もしかして佐幕派の一番の目の敵にされていないでしょうか慶喜。

小説の内容は、文体に好き嫌いがあるかもしれませんがサダーキーおよび桑名藩ファンは読むべし。
サダーキーや容保さまの実家である高須家の事情(なぜ大名家の養子が多いのか)などの説明があって勉強になります。
つか定敬関連の書籍はお兄様と比べても少ないですからね!貴重です♪

しかし不思議に思うのですが何故こんなにもサダーキーはマイナーなのでしょうか。
朝敵扱いだったからか単に司馬遼太郎が小説のネタに取り上げなかったせいなのかしら…
お兄様よりよっぽど活劇小説向き(?)な人生を送っている気がするのですがね。
ドラマもつくればいいのにー
大河というよりむしろ「水戸黄門」枠で。

「…帝都東京に跋扈する闇を元桑名藩主・松平定敬と愉快な仲間たちが斬る!」

みたいなノリで。臣下に服部半蔵もいるし。(意味不明)
タイトルは「暴れん坊藩主」または「越中守漫遊記」などはいかがでしょうか。


いろいろ間違っています。













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